どうも。ナマオです。
当記事では、ネルドリップの淹れ方についてご説明します。
濃厚なコーヒーを楽しみたい方は是非参考にしてください。
- ネルドリップについて知りたい方
- ネルドリップの手順を知りたい方
ネルドリップとは
「ネル」と言われる布製のフィルターにコーヒー粉を入れ、
お湯を注いで、コーヒー淹れる方法です。
クリアな風味が特徴のペーパードリップとは反対に、
ネルドリップは、口当たりが滑らかで濃厚な風味が特徴です。
準備するもの
- コーヒー粉
中粗挽き~中挽き程度の粉を用意しましょう。 - お湯
お湯の温度は82~83℃程度がおすすめです。 - ネル
淹れる杯数によって大きさが違うので、
淹れたい杯数のネルを用意してください。 - ハンドル
ネルを取り付ける器具です。
ネルの大きさによってハンドルも大きさが違うのでご注意ください。 - ケトル
注ぎ口が細いケトルを用意しましょう。
やかんで注げなくもないですが、お湯を注ぐ速度の調整が難しいので、
コーヒーケトルが望ましいです。 - コーヒーサーバー
ネルドリップ用のサーバーを使うのが最適ですが、
ペーパードリップ用のサーバーでも代用可能です。
手でハンドルを固定しなけないので、面倒に感じるかもしれません。
私は、置き場所がないのでペーパードリップ用で淹れてます。 - タイマー
蒸らす時間を計るために使います。キッチンタイマーでもアプリなど。
コーヒー粉の量はどのくらい?
以下を参考に淹れてます。
豆の風味や気分によって、
粉の分量を数グラム程度前後して淹れています。
1杯 粉の分量:25g 抽出量:150cc
2杯 粉の分量:40g 抽出量:300cc
3杯 粉の分量:65g 抽出量:450cc出典:「贅沢時間シリーズ 珈琲事典」 – 監修:田口護 – (学研プラス:2018年1月発行)
ネルの下準備
新品のネルはのりなどが付いているためそのまま使用できません。
沸騰したお湯で煮沸し、水につけた後、固く絞りましょう。
淹れる手順
一連の流れは以下の通りです。
淹れ方は私の趣向が入ってますので、参考にして皆さんなりに色々試してみてください。
- ハンドルにネルを取り付ける
- ネルにコーヒー粉をセットする
- 1投目:中心からお湯を注ぎ始め、「の」の字に注ぐ
- 粉がふくらんだら、30秒程度蒸らす
- 2投目:中心にくぼみができたらお湯を注ぐ
- 3投目:最後は太めのお湯を注ぐ
- 淹れたい抽出量まで達したら、ネルをサーバーから外す
1.ハンドルにネルを取り付ける
ハンドルにネルを取り付けます。
ネルにはふわふわ柔らかい面とザラザラしてる面がありますが、
どちらが表でも問題ないと言われてます。(ちなみに私はザラザラ側を表です)
2.ネルにコーヒー粉をセットする
ネルにコーヒー粉を入れましょう。
ネルを水平に軽く振って、粉をならします。
3.1投目:中心からお湯を注ぎ始め、「の」の字に注ぐ
お湯を中心から注ぎます。
「の」の字を描くようにゆっくり注ぎます。
お湯は極力細く注ぎます。(3mm程度のイメージ)
4.粉がふくらんだら、30秒程度蒸らす
粉がガスを放出して丸くふくらみます。
ふくらんだらお湯を注ぐのをやめて、30秒程度蒸らします。
5.2投目:中心にくぼみができたらお湯を注ぐ
膨らみがだんだんしぼみ、中心に窪みができます。
2投目のスタートです。
引き続き細めにゆっくり「の」の字を描くようにお湯を注ぎます。
6.3投目:最後は太めのお湯を注ぐ
2投目が抽出されたら、
今度は、お湯をやや太めに注ぎます。(5mm程度のイメージ)
お湯の太さの調整は、慣れが必要なので、
初心者の方は、なんとなくの感覚でやってみましょう。
7.ネルをサーバーから外す
淹れたい量に達したら、ネルをサーバーから外しましょう。
過抽出は、コーヒーの雑味まで抽出してしまうので注意しましょう。
抽出後のネルの取り扱い!
ネルはペーパーフィルターのように使い捨てではありません。
次回も美味しく抽出できるように保管しましょう。
ここからは、抽出後のネルの取り扱いについてご説明します。
①ネルの水洗い
ネルから粉を取り除き、水やぬるま湯でしっかり洗いましょう。
②ネルの保管(乾燥には注意!!)
・水に浸したネルをジップロックに入れて、冷蔵庫で保管します。
(時々、冷蔵庫から出してネルをすすぎます)
・長期間使わない場合、冷凍庫にしまってます。
・乾燥したネルの使用は、コーヒーに異臭がつきますので注意してください。
少し手間だけど、おいしくコーヒーが楽しめます!
ネルドリップはペーパードリップ似てますが、少し手間がかかります。
ですが、ペーパードリップより濃厚なコーヒーを楽しめます。
初期費用もあまりかからないので、興味のある方は、是非一度挑戦してみてください。
コメント