スターバックスで見つけた「グアテマラ アンティグア」の豆。
パッケージに描かれた綺麗な鳥(ケツァールっていうらしい)が印象的で、なんだか自然の中で育った豆なんだなぁと感じさせてくれます。

火山に囲まれたグアテマラ・アンティグア地方で育ったこの豆は、ココアパウダーややわらかなスパイスの上品な香りが特徴の、洗練された味わいとのこと。出典:スターバックス
今回は、フレンチプレス・ペーパードリップ・ネルドリップの3つの方法で、ゆっくりと飲み比べてみました。
ローストレベル(焙煎度合)とコーヒー豆の詳細
パッケージでは「スターバックス ミディアムロースト」との記載があります。
見た感じフルシティロースト(中深煎り)っぽいので、詳細の通り、ココアのようなコクのある味わいを期待させてくれます。

・シングルオリジン/ブレンド
シングルオリジン
・生産地
ラテンアメリカ
・生産国
グアテマラ
・加工方法
水洗式
・キーワード
NOTES OF COCOA & BAKINGSPICE(ココアやスパイスを思わせる洗練された風味)
・相性のよいフレーバー
チョコレートナッツ・キャラメル・リンゴ
フレンチプレス|しっかりとしたコクと苦味
まずは豆の個性を知るためにフレンチプレスで。
お湯の温度は92℃。
最初に感じたのは、ココアやカカオのような深いコク。
舌に心地よい刺激のある苦味が広がって、目が覚めるような一杯に。
冷めてくると、ほんのりと甘味が顔を出してきて、時間とともに味の変化も楽しめました。
ただ、少し苦味が強く感じられたので、次は温度を下げてみることに。
ペーパードリップ|やさしい甘味とちょうどいい苦味
次はペーパードリップ。お湯の温度は83℃。
苦味を抑えたいと思って、少し低めに設定しました。
抽出してみると、フレンチプレスよりも苦味が穏やかになり、ちょうどいいバランスに。
甘味もよりはっきりと感じられて、やさしい味わいに仕上がりました。
温度によってこんなに味が変わるんだなぁと、改めてコーヒーの奥深さを感じました。
ネルドリップ|まろやかで、甘味がふんわり
最後はネルドリップ。
お湯の温度は80℃にして、ゆっくりと抽出。
布フィルターならではのまろやかな口当たりで、豆の油脂分がほどよく混ざり、苦味がとてもマイルドに。
後からふんわりと甘味が広がって、余韻がとても心地よかったです。
チョコレートとの相性も抜群で、午後のひとときにぴったりの一杯になりました。
まとめ|抽出方法で変わる、コーヒーの表情
同じ豆でも、淹れ方によってこんなに味が変わるなんて。
フレンチプレスは力強く、ペーパードリップはやさしく、ネルドリップはまろやかに。
スターバックスの「グアテマラ アンティグア」は、どんな抽出でもそれぞれの良さが出てくる、懐の深い豆だなぁと感じました。
次はミルクを加えて、カフェオレにしてみるのも楽しそうです。
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